
コムクロシャンプーを1年続けるって、リスクもあるはずだよ……?
コムクロシャンプーを使い続けているのに思うような効果が得られなかったなら、まずコムクロシャンプーの使用方法をもう一度確認する必要があるでしょう。
そのほか次のようなアクションを行ってみるのもおすすめです。
- コムクロシャンプーがどのようなものか仕組みをおさらいしてみる
- コムクロシャンプーの役割を再認識する
- あわせて行える日常生活での工夫を取り入れてみる
- コムクロシャンプー以外の方法を検討する
コムクロシャンプーはステロイドが配合されている

コムクロシャンプー0.05%、通称「コムクロシャンプー」は、ステロイドが配合された薬剤シャンプーです。
コムクロシャンプーとは、頭皮の赤みやかゆみ、アトピー湿疹などが気になって皮膚科を受診すると、まれに処方されることがあります。医療機関で処方してもらうのが一般的で、用法用量を守って使用するのが好ましい、医療用医薬品です。

次項でコムクロシャンプーの特徴や疑問について深掘りしていくよ!
ステロイドで炎症を抑える対症療法のシャンプー
コムクロシャンプーとは、ステロイドが赤みやかゆみなどを抑えることで、炎症を抑える対症療法型のシャンプーです。

「ステロイド」について知りたい方は下のボックスをチェックしてね!
ステロイドには細胞増殖抑制効果や抗炎症作用があります。
よってコムクロシャンプーとは、ステロイドの持つ効果や作用を目的として使用を繰り返すことで、状況や症状の改善を促すものです。
赤みがなかなか改善しないこともある

ステロイドは「炎症を抑える」ことが主な役割であり、コムクロシャンプーは「対症療法型の医薬品」にあたります。よって短期間の使用では効果が現れにくいケースや、赤みやかゆみなどの症状がなかなか改善しない場合もあります。
せっかく処方してもらったコムクロシャンプーを使用してもなかなか症状が改善しない場合、あなたのように
「コムクロシャンプーをやめるべきか?」
と考えてしまうこともあるでしょう。
「つらい症状を改善したくて皮膚科に行ったのに」
と感じている方も多いかもしれません。

皮膚科で処方されたから信じて使っているのになぜ?と感じてしまう方も多いはず……。
コムクロシャンプーを継続するべきなのか?と悩んでしまう人が出る可能性も
ステロイドを使用したコムクロシャンプーで、赤みやかゆみなどの炎症を抑えることを目指すと、効果が現れるまでの道のりが長く感じられます。
変化が現れないなとコムクロシャンプーについて調べていると「副作用」などのワードを目にすることもあるため
「このままコムクロシャンプーを継続するべきなのか」
「それともやめるべきなのか」
と医師に相談できずに悩む方が出てくるようです。

けれどもせっかく続けてきたコムクロシャンプーをやめると、治ってきた炎症が悪化するかもという不安もありますよね。
コムクロシャンプーは対症療法しかできない?
ハマさん:コムクロシャンプーはあくまで対症療法を行うためのシャンプーです。よって「赤みやかゆみ、アトピーの炎症などを治すためのシャンプーではない」ということを覚えておきましょう。
コムクロシャンプーはステロイド配合のシャンプーであることから、ステロイドの効果で「炎症を抑えるもの」であるということがわかります。
赤み、かゆみ、アトピーの炎症を抑えるためのもの

つまりコムクロシャンプーの継続だけでは、炎症の根本的な解決にはならないのかも……?
コムクロシャンプーは赤みやかゆみ、アトピーの炎症を抑えるものです。
症状を軽減して負担を減らすことはできますが、コムクロシャンプーひとつで寛解を目指すのは難しいということがわかります。
コムクロシャンプーを正しく使用し続けても、大きな改善は見込めない場合があります。
コムクロシャンプーの継続を悩んだタイミングは、対症療法から切り替えるポイントです。コムクロシャンプーをやめるべきか悩んでしまっているあなたは、ぜひあわせて次のような心がけをしていきませんか。
目安として「コムクロシャンプーや対症療法から切り替えるタイミング」をご紹介します。
「コムクロシャンプーをやめたい」「やめるべきか考えている」というは、次のどれかの症状や状態に心当たりはないでしょうか。
- 1年続けても望ましい変化が現れない
- 数日使用しただけでかゆみが増した
- 頭皮がパリパリになってしまった(かさぶたのような見た目)
- 抜け毛が増えた気がする
- 「コムクロシャンプー やめた」でネット検索したくなった
上記の5つの項目で心当たりのあるものがあれば、コムクロシャンプーから他の方法に切り替えるタイミングといえます。

1番ってわたしだわ!

2、3、4番で悩んでいる方はステロイドの副作用が出てしまっている可能性があります。コムクロシャンプーをやめた後の対策を考えてみるのもよいでしょう。
生活習慣や食生活の改善などが必要になる
例えば頭皮の赤みやかゆみが症状として現れるもののひとつに「脂漏性皮膚炎」があります。
脂漏性皮膚炎は、次のような生活習慣が問題となって発症することがあることがわかってきました。

次の問題を改善するように努めると、頭皮の赤みやかゆみが改善しやすいのかも……?
| 生活習慣 | 食生活 |
|---|---|
| じゅうぶんで良質な睡眠をとる | 油っこい食べ物を減らす |
| ストレスを溜めすぎないよう心がける | ビタミンB2、B6の摂取を心がける |
原因となる生活習慣や食生活を改めることで、症状の根本的な解決が見込めます。ぜひコムクロシャンプーをやめる前に、コムクロシャンプーを使用しながら生活習慣や食生活を改めていきましょう。
殺菌抗菌作用のあるシャンプーを探してみるのもひとつの方法!
対症療法とは異なり、原因の根本となる細菌を殺菌・抗菌してくれる方法を探すアイデアもあります。
最後に「コムクロシャンプーをやめる」ことを迷ってしまっているあなたにお伝えしたい方法がもうひとつあります。それがステロイドシャンプーではなく、赤みやかゆみに対し、対症療法以外のアプローチができる商品を探してみることです。
ワイズ製薬のKADASONシャンプーは、ステロイドを使用していない医薬部外品です。
KADASONシャンプーでは、コムクロシャンプーの「ステロイド」にあたる有効成分に「サリチル酸」が配合されています。
| 比較項目 | ステロイド | サリチル酸 |
|---|---|---|
| 効果 | 細胞増殖抑制効果 | ピーリング効果 |
| 作用 | 抗炎症作用 | 殺菌・抗菌作用 |
| 症状へのアプローチ | 対症療法 | 根本からアプローチ |
サリチル酸には、古い角質を柔らかくして除去してくれ、毛穴の詰まりを改善する「ピーリング効果」や、脂漏性皮膚炎の原因となるマラセチア菌などに対する「殺菌・抗菌効果」があります。
よって脂漏性皮膚炎の原因に働きかけることができるのがKADASONシャンプーです。

ステロイドを使用したコムクロシャンプーからの切り替えを考えてみるのもいいかも!















コムクロシャンプーをやめるかぶっちゃけ悩んでいます。1年続けているのに変化が感じられなくて……